一軒家からマンションへの引っ越しは犬にとって大きな環境変化…
我が家のワンコも最初は心配でしたが、事前準備と当日の対応で、ストレスを最小限に新居に慣れることができました!

愛犬たちが安心して新生活をスタートするための具体的な準備と手順を、実体験を交えてご紹介します
- 事前準備:新居慣れのための効果的な準備3つ
- 犬が入居するまでに行なったストレス対策:先に済ませておくと良かった事など
- 犬の入居当日〜慣れるまで:段階を踏んで失敗なし
「ワンコファースト」の準備と手順で、我が家はトイレ失敗ゼロ・夜泣きゼロ・食欲不振ゼロで新生活をスタートできました。
これから引っ越しを控えているご家族や、愛犬のストレスが心配なご家族のみなさんの参考になれば幸いです^^
愛犬の新居慣れに効果的だった事前準備3つ
引っ越しは人間にとっても大変ですが、ワンコにとってはさらに大きなストレスに!



そこで我が家は、「できるだけ普段と同じ環境を保つ」ことを意識して準備しました。
特に効果を感じたのは以下の3つです↓
1. お気に入りのマットやベッドをそのまま持っていく
引っ越しを機に新しいベッドや毛布を用意したくなりますが、ワンコにとっては「慣れた匂い」が安心材料になるそう。
我が家では、普段から使っているお気に入りのリネン類をまるごと持って行きました^^
また、「一軒家からマンション」の引っ越しでは、多くの家具を捨てる必要があったため、ワンコが気に入っていた家具をあえて早めの処分し、無い状態に慣れてもらう工夫も行いました。


2. 引っ越し先の散歩コースを事前に下見しておく
引っ越し先が車で2時間と近かったので、実際に数回連れて行き、予定している散歩コースを歩かせました。



コインパーキングに駐車して、今後お散歩コースになりそうな公園に連れて行って、おやつを食べて良い思い出になるようにしました。
そのおかげで、引っ越し直後のお散歩でも「この道知ってるわ〜♪」とノリノリで歩いてくれました。
初めての道だと緊張したり警戒したりしやすいので、個人的には事前に慣れさせておいて良かったです^^
3. かかりつけの動物病院を探しておく
これは本当にやっておいて良かったことの一つです!
引っ越し直後に緊急で(顔を家具にぶつけてしまいました)病院のお世話になりましたが、事前に口コミや評判を調べて候補を決めていたおかげですぐに対応でき、事なきを得ました。



ワンコは環境の変化で体調を崩しやすいので、引っ越し前に新居近くの病院をリストアップしておくのはマストです
引っ越し前後で犬が入居するまでに行うストレス対策
引っ越し前後はどうしても家族がバタバタしてしまいますよね(汗



ワンコにとって「いつもと違う雰囲気」は不安要素になってしまいます…
我が家では、前日から引っ越し当日〜実際に入居するまでワンコを落ち着かせる工夫をいくつか実践しました。
1. 引っ越し前日は親戚に預ける
引っ越し当日どうする?と家族で話し合った結果、親戚宅にて前日から預かってもらうことに。
その結果、
- ワンコたちはドタバタした雰囲気を感じずに安心して入居できた
- 家族も引っ越し作業や役所での手続きに集中できた
というように、家族にもメリットありまくりでした◎


通い慣れた親戚の家に預けました。身内に預けるのが難しい場合は、前もってペットホテルを見つけて慣らしておくと◎
2. 引っ越し直後はワンコを迎えず、手続と片付け優先
正直この通りにやって大正解でした。
引っ越し当日は、旧住所の役所で手続き(30分ほど)→移動(2時間)→荷物の搬入&片付け→新住所の役所で手続き(トータル1時間ほど)でもうへとへと…
新居が全然片付いてない&疲労の状態でワンコを迎えるのは無理があると判断し、我が家では引っ越しから3日後にお迎えに行きました。



当初は引っ越し翌日にお迎えの予定でした



ゆとりあるスケジュールでワンコも安心!
3. 保健所での登録手続きを事前に済ませておく
ワンコを新しい住所で飼う場合、保健所での登録変更手続きが必要になります!
我が家のケースでは、
- 同じ都道府県内の異なる市町村間の引っ越しのため、
- 引っ越し前の役所では手続き不要
- 引っ越し先の指定窓口(我が市町村では保健所)で「鑑札」と「狂犬病予防接種済票(既に打っている場合)」を提出して手続きでした



引っ越し先が同じ市町村内の場合は住所変更を届け出る必要があるみたいです〜
※お住いの市町村によって異なると思いますので、詳細は各市町村ホームページなどでご確認ください^^
愛犬が安心してスムーズに新居に慣れるためのステップ
ワンコの生活スペースが整ったところで、いよいよ新居デビュー!
ここでの対応次第で「安心してスムーズに暮らせるかどうか」が大きく変わると思います!
我が家で効果的だった新居デビューの流れをご紹介します。



段階的に慣らしてトイレの失敗・夜泣き・食欲不振なし!
1. まずは匂いを嗅がせてからトイレに誘導
ワンコは匂いで環境を把握するそうです。
そのため、我が家では新居に着いたら全部の部屋を気のすむまで自由に探検させました。
お部屋を一通り嗅いだら、すぐにトイレまで誘導。
最初のトイレが肝心なので、探検中は目を離さないこと!
トイレに行きたそうなサインが出たら、すぐに連れていくことで失敗を回避できました!



上手くできたらこれでもかってぐらい褒めることで、初日からスムーズにトイレ習慣を作ることができました^^
我が家のワンコは、匂いチェック+トイレを終え、30分もたてば座ってまったりしていました。
その後は、ワンコの様子を見つつ片付けをゆっくり行なったり一緒に座ってテレビを見たりしたので、安心できた模様。
夜泣き等も心配でしたが、以前と同じベッドで家族が近くで寝るとぐっすり眠ってくれました^^


2. 翌日はさっそくお散歩へ
環境が変わるとストレスが溜まりやすいとのことだったので、翌日は早速散歩に行きました。
事前にみんなで下見していたコースだったので、ワンコたちも不安少なくスイスイ歩いていました(笑)
お散歩は良い気分転換にもなり、新しい生活リズムに馴染ませる第一歩になったと思います!



多頭飼いだとマンション内の移動は大変!
スリングやドッグカートも色々試したので、また記事にしたいと思います^^
3. 留守番は日数がおいて短時間から挑戦!
引っ越し直後の留守番は不安が大きいため、我が家では引っ越ししてから1週間後ぐらいに30分からスタートしました。
ポイントは、
- 家族が複数人いる場合は、一気に出ていかずに一人ずつ出ていく作戦
- 帰宅後はしっかり褒めて安心させる
- 留守番の様子を録画し分離不安などになっていないかチェック
この工夫で、徐々に留守番ができるようになり、今では数時間でも落ち着いて過ごせるようになりました。
まとめ
一軒家からマンションへの引っ越しは大変でしたが、事前準備・入居前の工夫・新居での対応を順を追って行なったおかげで、我が家のワンコたちはトイレ失敗も体調不良もなく安心して新生活を始められました!



ご家庭によって引越し事情は様々かとは思いますが、ワンコたちとの新生活を快適にスタートするお役に立てれば幸いです。