ワンコが頻繁に耳をかくようになり、よく見ると 耳垢が黒〜茶色でベタッとしている のを発見。
「えっ…何これ?」と慌てて動物病院へ。

診察の結果、原因は 耳の中で“マラセチア(真菌)”が増えすぎていた ことでした。
ここでは、実際に見えた耳垢の状態、診察の流れ、治療、そして再発しないために取り入れた対策をまとめます。
「マラセチア」という常在菌が増殖していた!
「最近よく耳を掻いているな…」と思って耳の中を見ると、こんな状態に。
- 茶〜黒っぽい耳垢
- ねっとり or 塊状
- 耳の中が赤く炎症
- 耳が熱い
実際の耳周りの状態はこちら↓

この時点で明らかに違和感があったので、すぐに受診しました。
病院ではルーペで耳の中をチェックし、綿棒で耳垢を採取。
匂いの確認後に検査を行い、10〜15分ほどで結果が出ました。
▶︎ 検査結果
⇒ マラセチア(カビの一種)が大量発生して炎症を起こしているとのこと
マラセチアとは?
獣医さんによると——
- マラセチアは犬の皮膚・耳に元々いる 常在菌
- これが過剰に増えることによって炎症や痒みを引き起こす
- 体調不良やストレス、食物アレルギーで 異常増殖 することがある
- 特に夏は耳が蒸れて悪化しやすい
今回は炎症が起きていたため、飲み薬と点耳薬での治療になりました。
治療内容(実際に処方されたもの)
・飲み薬を1週間。
・点耳薬を一日一回、2〜3滴を耳に垂らしてモミモミする。→軽く拭う
これを指示通り続けたところ、1週間ほどで完治しました!
学んだこと:耳が黒い時は“様子見NG”
以前、軽い気持ちで「1週間くらい様子見ようかな」と自宅ケアだけしていたのですが、
まったく治らず…かゆい思いをさせてしまい、猛反省しました。
飼い主それ以来、
耳垢が黒い!多い!痒そう! → すぐ病院へ
を徹底しています。
再発しないためにしていることまとめ
- 食物アレルギーの可能性があるフードを変更
- 夏は耳の中が蒸れないよう、耳周りの毛を短めにカット
- 疲れた日やストレスの後は耳の状態をよくチェック
このおかげか、今ではほとんど再発せず、体調が落ちた時などに限定されるようになりました^^



参考になれば幸いです










